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はじめてアメリカ留学する前にやっておくべきこと

留学することが決まっている人に、渡航前にやっておくべきことを確認してみると、たいていは「パスポートの準備」、「ビザの取得」、「語学学校の手配」、「現地の情報集め」など、ノートやプリントに整理しながら、既に出来ていること、まだこれからやるべきことを意外にしっかりと記録しています。また、留学中にやりたいことを聞いてみると、「ホストファミリーと仲良くなりたい」、「外国人の友達をたくさん作りたい」、「いろんなものを見に行きたい」、「できるだけ多くの体験をしたい」など、こちらもある程度、明確にやりたいことが決まっている人が多く、新しい出会いや新天地に胸をときめかせています。

ところが、残念なことに、最も大切なものを準備し忘れているがほとんどなのです。特に初めて海外留学に行く人には絶対に欠かせないものなのですが、どうやらそれは後回しにしてしまう傾向があるようです。

さて、それは何でしょうか?

非常にシンプルで、かつ当然準備すべきものなのですが、それは現地で調達すればよいと考えている人が多いように思えます。

そうなんです。言わずとしれた重要なもの。それは「英会話力」です。

英語を身につけるために留学するのだから、現地に行ってからでいいと思うんだけど...そう考えている人もいるでしょう。ところが、実は留学を成功させる人とできない人の差はある程度の「英会話」の習得が事前にできているかいないかによるのです。

「短期留学だから必要ない」という方もいますが、短期であるほど本当は必要なのです。

留学で成功する人たちに共通していることは、留学時には少なくとも基礎の会話力が身についています。実は私も初めて留学した時は、英語は現地で学べばいいし、行けばなんとかなるという気持ちでした。そのくせ、やりたいことだけはしっかりと持っていて、本場でボイストレーニングをやるんだと意気込んでいたものです。当然ながら、まず、海外の空港にて英語の壁にぶつかりました。何を尋ねられているのか全く聞き取れず、言いたいことも話せません。片言の単語と適当に「イエス」か「ノー」と答えるだけです。それでは会話は成り立ちませんでした。イミグレーションでは、別室に連れていかれて、1時間ほど押し問答をして、らちが明かないとみて、日本語の分かるスタッフを連れてきてくれました。

そんな出だしのつまづきは序の口で、街に繰り出してファーストフード店に入っても、店員がふと言ったことが聞き取れません。スーパーでレジのおばさんが尋ねてくることも、ショッピングで店員が話しかけてくることもわかりません。銀行口座を開く時も、自動車免許のテストの時も、英語で会話ができないから、そこに行くことがだんだんと恐怖へと変わっていきました。

それでも、頑張れば、少しずつ慣れて来て、次第に生活することが出来るようにはなってくるものです。私も例に漏れず、次第に環境に順応できるようになってきました。

ところが、もともと何をしたかったかというと、留学している間にボイストレーニングをしたかったのです。それに加え、日本では経験のできないようなことをしたり、この留学中にしか行けないかもしれない場所に旅行したり、多くの外国人と友達になったりしたかったわけです。

だから、はじめの半年は、がむしゃらに英会話ができるように努力しました。外国人と積極的に話したり、話したい表現をどんどん覚えて使ってみたり。

しかし、私はこの期間に、実は最も重要なものを失っていたのです。それは、貴重な「時間」でした。

海外に留学する機会は人生においても、頻繁にあるものではありません。それが短期留学なのか、長期留学なのかは別として、人によっては、一生に1度かもしれないのです。

その期間が、半年であろうと、1年であろうと、自分の一生からみると、それは本当に短い時間であり、その時期でなければ、そして留学中でなければ得られないことは多々あるのです。

限られた時間の中で、できるだけ多くの経験をしたり、文化や知識を吸収したり、たくさんの友達を作ったり、人間として成長するためには、「言葉」でつまずいてしまうことほどもったいないことはありません。

「英語が話せない」せいで、本来はもっと多くのことを吸収できたはずなのに、その大切な機会を失うことになるのです。

前述したように、留学の成功者は、事前に「言葉の壁」を出来るだけ低くしていきます。

だからこそ、日本に戻ってくるまでに、英語で苦労する人たちの何倍、何十倍もの経験を得てきます。そして、それが将来の大きな差につながるのです。

私は自らそんな経験をしたからこそ、また、留学で失敗してきた人たちをたくさん見てきたからこそ、これから留学をしたい人たちのために、最低限のことばの壁を取っ払うために、長年研究開発してきました。

そして、「スピークエッセンス」という教材を生み出しました。英語教育の第一人者で、多くの教育者から支持されている池田和弘教授が長年の研究の末、日本人にとって最も効果的に英会話の基礎を身につけることができ、発音やアクセント、イントネーションまでもが自然と身につく教材です。

もし、興味があれば、是非お試しください。誰もが留学を成功させるために、私と池田教授が世の中に出したものですから。

留学する前にやっておくべきこと。それは、何よりも優先に出来る限り英語力を高めることです!

あなたの留学の成功を願って ~ ブライトエッグス ~

記事:岩崎貴之

大阪府豊中市にて、理想の英語教育を追求するため、elifet International Academyを創設。英語で苦労している全国の学習者のために、英語教育の第一人者である池田和弘氏と共に脳科学と言語学の最先端理論を教材化し、「学習者に優しい」をポリシーに英語を使える喜びを提供している。

 

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