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驚くべし!カルフォルニア州の日本食スーパーマーケット事情

コスタリカ在住平和環境活動家の丹羽順子さん。世界を旅する平和環境活動家が見たカリフォルニア州オレンジカウンティー 紹介3回シリーズです。ヨガのインストラクター、瞑想(メディテーション)、非暴力的コミュニケーション(ノンバイオレンスコミュニケーション)を活かした子育てワークショップのオンラインクラスを手がけるほか、フリーランスのライターとしても活躍中。オンラインで仕事をすることで、インターネットさえつながればどこに住んでもよいという自由を手にした順子さん。シングルマザーで一児の母でもある順子さんは、世界を旅しながら娘を育てるには最高の環境と判断し、定住先にコスタリカを選びました。そこには、教室も成績表もない学校があり、サステナブルライフを目指して移住してくる世界中のハイコンシャスな人々の出会いがあります。そんな彼女が、オンハロー本拠地、アメリカのカリフォルニア州オレンジカウンティーに3週間滞在し、見たこと感じたことを書いてくれました。新しい生き方を提案し続ける順子さんに写ったオレンジカウンティーとは!?三回シリーズでお届けします。

グローバルに活躍する順子さん、まずは気になる留学歴からお伺いしました。順子さんは高校生のときにすでにアメリカ留学を決意。日本の高校に在学中、アメリカの高校へ転校。オレゴン州Tigard High Schoolに編入します。1年間の交換留学の予定でしたが、成績が優秀なことに加え、参加していたバレーボールで東洋の魔女と地元の新聞にも特集されるほどの選手としても活躍し、アメリカの大学からのスカウトを受けます。これをうけ、アメリカの高校が異例の高校卒業資格を発行。アメリカで高校を卒業します。

日本に帰国後、慶應義塾大学総合政策学部入学、卒業。NHKに入社し、NHK報道記者を経て、フリーランス。2003年、持続可能の社会作りを学ぶためロンドンの大学院へ。これが、二度目の留学となります。帰国後は、消費主義を問うドキュメンタリー制作を軸にフジロックなど音楽やエコ関連イベントのMC、オルタナティブな生き方講座などの各種講師など。さらにオリジナルの古着の交換会xChangeを創設、現代表。メッセージつきの古着交換会という新しいアイデアで大人気となり全国に広まり、近年では教科書にも掲載されるほど認知度が高まりました。

順子さんの活動はさらに広まり、2010年4月~2012年3月までは、FM 81.3 J-WAVEで毎週日曜日放送のLOHAS SUNDAYのナビゲーターを担当。

私生活でも持続可能な生活(サステナブルライフ)を求めて、鎌倉、タイを経てコスタリカに移住。日本の原発問題後、人間と自然が共存できる世界を求めて、最終的に軍を持たない平和主義国コスタリカにたどり着きました。

順子さんの活動の詳しい内容は、ウエブサイトImakokoにてご覧いただけます。現在、コスタリカでのリトリート参加者募集中です!くわしい内容は、こちらから >> imakoko retreat 2018 

それでは、本題の順子さんのカリフォルニア滞在記、第一回です。

第1回 驚くべし!カルフォルニア州の日本食スーパーマーケット事情

カルフォルニアのロサンジェルス近郊コスタ・メサに、3週間、滞在しています。普段は中米の国、 コスタリカ共和国に住んでいて、娘の春休みを利用してやってきました。

4月のカルフォルニアは、あたたくなってきたころで、気候はなんとも快適!空気はカラッと乾燥 して過ごしやすく、朝晩は長袖がいるほど冷えますが、日中はすでに夏の気配を感じる日差しの 強さ。夏を待ちきれない人たちは、タンクトップ姿で過ごしているほどです。

ハンティングトン・ビーチでは、子供から大人までみんな思い思いにのびやかに遊んでいます。こ の広々とした開放感がなんとも言えずウェスト・コースと、「ザ・アメリカ!」という感じです。

ここで驚いたのが、なんと言っても、日本食の充実度です。「日本の食材が買えるスーパーがある よ」と聞きつけて出向いて見ると、、、なんとそこは、「日本食のコーナーが備え付けられてい るアメリカのスーパー」ではなく、「日本食(以外にも、日本の化粧品や細々とした日用品)が買 える、全て日本食や商品の専門スーパー」だったのです!私が行ったのは、Tokyo Centralのコス タ・メサ支店というお店。

店内に入ると、まさにそこはザ・日本!海外生活が長くなると、このゴチャゴチャした雰囲気が、 なんとも懐かしい~。魚の切り身など、アメリカのスーパーで売っていないものも、手に入るのが 嬉しい限りです。

お味噌の品揃えだけでも、こんなに充実しています。塩麹や各種お漬物など、なかなか手に入ら ないものの品揃えも素晴らしい!店員さんも日本人が多く、とても親切でサービスも細やかです。

野菜コーナーでは、ニラ、れんこん、大根、かぶ、山芋、ごぼう、日本の細いきゅうり、もやし、 えのき茸、シソなど、日本食には欠かせない食材もたくさん並んでいました。

日本食は、「ヘルシー」「旬の食材にこだわっている」などのイメージもあって、どこに行っても 本当に人気。お惣菜コーナーには、お寿司以外にも出来合いのものがたくさん並んでいて、日本 人(やアジア人)以外の人たちも、お昼ご飯に買い求める人たちをたくさん見かけました。

こういう場所があると、海外暮らしが長くても、日本を恋しくなることも少なくありがたいです よね。カルフォルニアは、日本人が長期滞在する際、食の面でとても恵まれていると感じました。

 なんせコスタリカで生活していると、日本食に出会える機会がとても少ないので、羨ましく感じ るとともに、日本食のユニークさや豊かさに誇らしい気持ちを覚えます。これも海外に滞在してみ て実感できることの一つですよね。

Tokyo Central オンライン・ショップもあるようです!