アメリカ留学座談会 第1回
アメリカ留学をテーマとした座談会の第1回が、オンハローアメリカ主催でベトナムホーチミンにて行われました。駐在員として海外に住み、現地の日本人学校や、インターナショナルスクールに通っている保護者の方々、そしてアメリカ留学に興味のある方にお集まりいただきました。当日は、定員ちょうどの20名の方に参加いただきました。
座談会の最初の30分で、オンハローアメリカより、アメリカ留学の概要をお話させていただき、語学留学、高校留学、コミュニティーカレッジ留学、大学留学、大学院留学、スポーツ留学、インターンシップ留学など、さまざまな留学スタイルをご紹介いたしました。アメリカに留学するために、実際には今何をするべきなのか、それに伴う費用、奨学金の情報などもお話させていただきました。
その後の質疑応答では、実際に留学した学生でどんな問題が今まであったのか、留学後の生活にはどのようなキャリアチャンスが待っているか、どんな学校が実際にあるかなど、多くの質問がよせられ関心度の高さが伺えました。
会の最後には、グループに分かれていただいてアメリカ留学に関する意見交換、情報交換をしました。スライド転勤を繰り返し長い海外生活の中での教育に関する悩みや、初めての海外で急に英語力を求められて戸惑っていることなど、そして今後どういった形で留学というものを子どもの人生の中に取り入れていくかなど、海外で子どもを育てているからこそ共有できる情報交換をしました。また、日本の教育のよさ、アメリカの教育の良さも再認識することができ、サードカルチャーキッズの育児や、国際感覚を持った子どもの育て方までもディスカッションすることができて、大変有意義な会となりました。ご参加いただいた方々、本当に有難うございました。
座談会後、アンケートにお答え頂きましたので、感想の一部をご紹介させていただきます。
日本で生活していたら、留学ということを考えたりしなかったかもしれませんが、少し身近に思えましたので、これからは視野に入れて考えて行きたいと思いました。これからの自分の子供達の将来が広がりました。
具体的なお話で少しイメージが沸きためになりました。留学に関して、相談できる方や機関があるんだと安心しました。
留学に関しては全くの無知でしたが、オンハローアメリカさんの説明で概要がわかりました。これから子どもをアメリカのサマーキャンプなどに参加させて世界を広げて行きたいと思います。
アメリカの大学の卒業後の就職に関することが詳しく教えていただいて助かりました。皆様、ご自身の教育に関して熱心な方が多いと感じました。
アメリカ留学に関する奨学金情報が聞けてとても役に立ちました。留学を目指す子ども本人に聞かせたかったです。
留学に必要な資金や方法が具体的にわかりました。これからも1年に1回でもよいのでやってほしいなと思いました。
留学をするためにしておくとよい準備や心構えを聞くことができてとてもよかったです。アメリカ留学に興味を持ったら、気軽に相談にのってもらえることがわかりよかったです。
留学をする際に英語以外に必要な要素や受験への準備など具体的なことが聞けて勉強になりました。
初めて留学について詳しいお話をお聞きし、子どもが将来「行きたい！」と行った時に備えたいと言う思いが芽生えました。親としても準備をしておきたいと思います。
奨学金があるなんて全然知らなくて、親にはとてもありがたい制度だと思いました。
留学といってもスポーツ留学や高校留学など、色々なスタイルがあることがわかってよかったです。
アメリカ留学座談会体験者の声
参加者のお一人である村田由理さんが、アメリカ留学座談会の感想をお話してくださいました。
現在、中学生、小学生の子供がホーチミン日本人学校に通っています。長男が中学部に入学してから、進路について話し合う機会が増えてきました。その選択肢の中に留学もあるのか？日本の高校に進学しても、いつの日か留学するのであれば、その日は、いつがよい？どのように？費用は？という興味を持ち、オンハローアメリカさまのアメリカ留学座談会に参加させていただきました。
アメリカで教育を受ける魅力は、少人数制で個人のいいところ、個性を伸ばせる環境にあること、ESL（English as a Second Language）教育を取り入れている学校が多いことがわかりました。それに加えて、2年制のコミュニティカレッジに通い大学3年生に編入できること、スポーツや音楽など興味のある職業のインターンシップに参加できること、そして、運がいいと会社からオファーが来てそのままアメリカで働くことができてしまうことなどもわかりました。また、アメリカの大学では卒業すると、アメリカで1年間実践の場で研修を受けられるトレーニングビザが取得できるということまでわかりました。さらには、アメリカ留学は、単なる経験としてだけではなく、ケーススタディーなどの実践に基づいた授業が多く行われているため、即戦力！になる留学ができるというお話が聞けました。
入試においては、日本のスタイルとは異なっていること、エッセイやボランティアといった正規留学の入試に必要なものなども教えていただき、オンハローアメリカさまで対策をアドバイスいただけることを聞いて安心しました。日本に在住であれば、奨学金制度もあり、そちらの制度にも精通していらっしゃることで、今までこういった制度は知らなかったですが、家族として本人をサポートしながら制度にチャレンジさせたいと思いました。
留学が決まるまで、そして決まってからも日本出発前からの準備、アメリカに到着してからお迎えしてくださったり、学校との面談や困ったことを相談できることが心強いと思いました。我慢してしまう日本人が我慢しすぎてつらくなってしまわないようにカウンセリングをしていただき、異文化によるカルチャーショックにより陥りやすいトラブルにも対応してくださるとこのとでした。今まで漠然と考えていた留学でしたが、留学成功の光が見えた気がします。
後半の意見交換では、ママたちの過去の留学あるある体験話が楽しかったです。ホームステイ先でのよかったこと悪かったこと、カルチャーショック、日本人がいない環境の留学がいいのか、学校だったりグループで行く留学がいいのか、短期でいくべきか長期でいくべきかなど、意義のある意見交換ができてよかったです。
今日はありがとうございました。
村田由理さん 岐阜県出身。ご主人のお仕事の関係で2013年より、ベトナムホーチミン在住。中学生と小学生の3人の男のお母さん。駐在期間によっては、海外からの高校受験を経験することになるため、アメリカ、日本を含め情報を収集中。
村田家 ベトナムの伝統的な衣装アオザイを来て取った家族写真
村田家 海外に生活することでより強まった家族の絆
第2回は7月7日（金）に行われます。こちらのページで予約を承っております。皆様のご参加をお待ちしております。
