アメリカ現地イベント

アメリカの現地イベント ハロウィン

毎年アメリカでは9月のレイバーデーとよばれる勤労感謝の祝日が終わると、町中のデコレーションが一気にオレンジになり、ハロウィンの雰囲気一色になります。日本でも最近はハロウィンがすっかり一般的になりましたよね。10月31日のハロウィーンがアメリカのホリデーシーズンの始まりで、11月にはサンクスギビング、12月にはクリスマスと、ホリデーシーズン到来です。

お店には、オレンジの大きなかぼちゃが山積みになって売られています。これはデコレーション専用で、中をくりぬき、ジャックオーランタンを作ります。本物のかぼちゃですから、あまり早く作りすぎると特に年中暖かいカリフォルニアでは、ハロウィン前に腐ってしまうこともあります。

 

アメリカのハロウィンというと、子供向けのイベントが多い気がします。10月に入るとショッピングセンターの駐車場などにパンプキンパッチと呼ばれる大きなかぼちゃが売っているところにバウンスハウスや、ゲームなどが設置されていて、子供達が遊べるようになっています。そして何よりアメリカの子供達が楽しみにしているのがトリックオアトリート。それぞれ思い思いの仮装をして、“トリックオアトリート”と言ってキャンディーをもらいます。近所の各家を回ってトリックオアトリートをすると言うのが伝統的でしたが近年ではモールやショッピングセンターなどでハロウィンイベントが行われており、各お店がそれぞれキャンディーを用意していることもよくあります。本当はおどかすのが目的ですから、怖い格好をするんだと思いますが、ディズニーキャラクターやスーパーヒーローなどかわいらしいお化けもたくさん登場します。店員さんも仮装して、このかわいいい子供達を笑顔で迎えてくれます。

学校や職場などでもハロウィンイベントが行われるところが多く、特に留学生の方が多く通っている語学学校では、コスチュームコンテストや、ハロウィンをテーマにしたゲームを行っています。アメリカの現地校では、コスチュームパレードを行う学校もあり、この日は校長先生を初め先生や職員の方々も仮装をします。体育館全体をお化け屋敷にして、先生やPTAのボランティアの方たちがお化けになり、生徒を驚かせるなんていうイベントもあったりします。子どものころから仮装に慣れているアメリカ人は、さすが!毎年いろいろな工夫を凝らしてみているだけでも楽しいコスチュームもあります。家族総出で不思議な国のアリスや、インクレディブルの格好をしているのも見かけましたし、ホットドックのコスチュームを身につけている犬までいたりします。

 

ホリデーを大人も子どもも思いっきり楽しむこのアメリカの光景は、アメリカ留学中にぜひ経験してほしいことの一つです。